東京都江東区にある夢の島は人工島です。戦前には東京市の飛行場の計画、戦後には海水浴場として利用され、高度経済成長期には東京都のゴミの最終処分場になるなど歴史を紐解くと色々な顔を見せる場所でもあります。ゴミの埋め立ては学校の授業で聞いたことがある人も多いと思いますが、現在では公園やスポーツ施設など多くの緑に囲まれた場所になっています。
夢の島には熱帯植物館があります。島内の新江東清掃工場でゴミを焼却した際の余熱を利用して高温水が作られていて、これを利用し熱帯植物館の暖房などを賄っています。熱帯植物館がある夢の島公園には駐車場があるので、車で来る人も多いようです。

特徴的外観の大温室
3つのドームを連ねたような特徴的な形の大温室。それぞれAドーム、Bドーム、Cドームと区切られていて熱帯の植物約900種類が所狭しと展示されています。普段あまり目にしない熱帯の植物達は鮮やかな色の花を咲かせたり、大きな実をつけたりと個性豊かに楽しませてくれます。Cドームでは世界自然遺産に指定された小笠原諸島の植物を見ることができるのでおすすめです。
館内には大温室の他にオーストラリア庭園、ハーブ園、前庭広場、食虫植物温室が用意されています。

食虫植物温室
実はこれが見たくてここを訪れました。食虫植物とはその名の通り虫を食べる植物ですが光合成もします。それほど広くはない食虫植物温室内には数種類の食虫植物が展示されています。そのなかでも天井から下がっているウツボカズラは異様な雰囲気を放っていて、見ているとなぜそのフォルムになったのか不思議です。
食虫植物は少ない種類ながらも、存在感は強いので満足でした。植物を販売している路面店などで購入可能ですが、育てるほどの勇気はまだない。

大温室は人工の滝や水の流れもありジャングルを探検しているようで子連れの方も楽しめるのではないか思います。季節によって見頃の植物があったり、その他にも企画展やイベントも用意されているので、夢の島熱帯植物館のホームページで調べてから出かけるのも良さそうです。
アクセス
| 名称 | 夢の島熱帯植物園 |
| 最寄り駅 | ■東京メトロ有楽町線、JR京葉線、りんかい線『新木場駅』下車、徒歩13分 ■都営バス都営バス「夢の島」バス停下車、徒歩5分 |
| 所在地 | 〒136-0081 江東区夢の島2-1-2 |
※文中の写真は2022年4月に来館した際に撮影。時期によって咲いている花や見頃の植物があるので公式ページで調べてから来館することをおすすめします。
